これまで7年間レッスンを開催してきた中で、私が最も感じた変化についてお話しします。それは、子どもたちの保育園や幼稚園への入園時期がどんどん早くなっているということです。
子どもたちの生活スタイルの変化
これまでもベビークラスを卒業し、保育園へ進むお子さんがいました。しかし、近年では幼稚園の未就園児クラスが月1回から毎週のプレ活動へと変わり、さらに満3歳からの受け入れが主流となっています。今では満2歳から受け入れる幼稚園も増えています。
仕事を始めた頃には想像もできなかったほど、乳幼児の生活スタイルが大きく変わりました。この変化を目の当たりにし、短い乳幼児期をどう支援するか、改めて考えさせられました。
少子化と幼稚園の取り組み
同時に、少子化の影響を実感することも増えました。幼稚園のクラス数が減少し、園側も子どもたちを受け入れるために昔以上に手厚いサービスを提供しています。
例えば、プレ活動や支援センター、保育園では、子どもたちを想った遊びや学びが充実しています。これらの環境を見て、「では、習い事では何が求められているのか?」と考えるようになりました。
習い事に求められるもの
習い事において必要とされるのは、より専門的で、質の高い確実な学びです。子どもたちの短い幼少期に、本当に価値のある経験を提供すること。それがこれからの習い事に求められる姿だと感じています。
次回予告:第四話へ
次回は、音楽を使って専門的で質の高い確実な学びを得る大切さについてお伝えします。引き続きお付き合いいただければ幸いです。